季節の変わり目は気圧の変化に注意

カラダ

4月になり、だんだんと暖かくなってきましたね。
気温の変化で体調に変化はありませんか?

暖かくなるとはいえ、季節の変わり目は気圧や気温の変化などで
体調に影響してきます。

気圧の変化でおこりやすい症状

冬から春にかけて花粉症以外にも肩こりや冷えを感じる方が増えるそうです。

続いて疲労感や倦怠感、腰痛

一見関係のないような膝の痛み腱鞘炎などもおこりやすく、なんとなくだるい、眠れない、疲れが取れないなどの症状があったりします。

これらは自律神経のバランスが崩れることで起こります。

自律神経のバランスが崩れ、どちらかが優位になりすぎるのも良くありません。

交感神経が優位の時は内臓へ酸素、栄養の供給が減ります。

副交感神経が優位の時には血液中の顆粒球が必要以上に多くなります。

死滅する際に活性酸素を出すため、細胞を錆び付かせ血液も酸化してドロドロになってしまい、結果血流が悪くなってしまいます。

※顆粒球とは細菌やウイルスを細胞内に取り込み破壊、消化する働きをします。

 

気圧が影響する自律神経の変化

・高気圧の時は交感神経が優位
・低気圧の時は副交感神経が優位

になります。

交感神経の役割

戦闘モード

  • 心身の状態  緊張
  • 筋肉     緊張
  • 呼吸     早くなる
  • 心拍     増加
  • 血管     収縮
  • 血圧     上昇
  • 血流     筋肉へ集中
  • 胃腸の働き  抑制
副交感神経の役割

回復、休息

  • 心身の状態  リラックス
  • 筋肉     弛緩
  • 呼吸     ゆっくり
  • 心拍     減少
  • 血管     拡張
  • 血圧     下降
  • 血流     内臓や抹消に集中
  • 胃腸の働き  促進

春や秋は気圧の変化と気温の変化で自律神経が乱れやすくなり、血管の拡張・収縮などにも影響するので、その変化に身体が付いていけず、体調を崩しやすくなってしまいます。

 バランスを整えるために

 入浴
お風呂の温度は自律神経に影響します。
40℃以下は副交感神経を、40℃以上は交感神経を優位にするといわれています。
夜なかなか寝付けない、ストレスを強く感じてるなと思う人は40℃以下をおすすめします。

日光浴
日焼けを避ける人も多いですが、日光には自律神経を整え血行を良くしてくれる作用があります。
目から太陽光が入るとセロトニンが分泌されドーパミン・ノルアドレナリンをコントロールし自律神経を整えてくれます。

また、精神安定の働きもありうつ病改善などに注目されています。

日焼けが気になる人は呼吸法やリズム運動などリラクゼーションでもセロトニンは活性化します。

体調に変化を感じたらゆっくりお風呂に入ったり、呼吸を整えたりとリラックスtimeを作って下さいね!